前置詞一つで意味が全く違う
英熟語で例えば、”get on”と”get off”という熟語があります。
“get on”は「(乗り物)に乗る」、”get off”は「(乗り物)から降りる」という意味になります。
動作的に、乗る⇔降りるの関係になり、それらを表すonとoffが対の意味をなしていますよね。
しかし中には対の意味にはならず、onとoffをつけることで全く別の意味の意味を表す熟語が存在します。
こちらは反対の意味を表すために言っているつもりでも相手には全く違う意味で受けとられることになりかねません。
そういった誤解を防ぐために、注意する必要がある熟語を今日は紹介させて頂きます。
take onとtake off
“take on”には「(仕事等を)引き受ける」という意味で”undertake”と同じ意味を持つ熟語です。
“take off”には「(服や靴を)脱ぐ」や「離陸する」という意味があります。
「服を着る」と意味を表したい時には“put on”を使います。
put on(着る、履く)⇔take off(脱ぐ)という対の組み合わせになるということもここで抑えておきましょう。
put onとput off
先ほど紹介した”put on”ですが、対になるのは”take off”と紹介しました。
では “put off”はというと、「延期する」という意味になります。
単語で表すと「postpone」と同じ意味になります。
lay onとlay off
“lay on”は、layとonの間に目的語を伴って”lay A on B”で「AをBに置く」という意味になります。
それに対して”lay off”は「〰を解雇する」という意味を表します。
会話の時は特に注意しよう
3例程紹介しましたが、日常的に使うのは”put on”と”take off”が多いかなと思います。
この組み合わせはぜひ覚えておきましょう。
“take on”と”put off”ではないので混同しないよう気を付ける必要があります。
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