僕は2016年の11月から約3ヶ月間、セブ島へ留学していました。
当時からセブ島への留学は費用や治安の面からオススメされていたように思います。
その時は英語だけではなく、プログラミングも学べる学校に滞在しており、
午前中に英語、午後にプログラミングを学習する生活を送っていました。
近年こうした英語×プログラミングを主眼にしたカリキュラムを学校が増えており、
ますます日本からの留学者数も増えてきています。
もちろん英語単体のカリキュラムを受講する留学者も数多く存在しており、
現在では50以上の語学学校がセブ島に存在していると言われています。
こうした状況の中で、留学生活を有意義なものにするためには自分自身の取り組みや心がけが大切なことはいうまでもありませんが、
僕自身、セブ島での留学生活は満足いくものだったと感じています。
学習環境はもちろんのこと、休日の過ごし方等も含めて、セブ島留学をオススメする理由を今回は挙げていきたいと思います。
欧米諸国と比較して費用が圧倒的に安い
留学をしようとすると、費用はどのくらい必要なのだろうかと考えますよね。
学費だけではなく、現地での生活費も考えるととても膨大なお金が必要になると感じて少し尻込みしてしまう人もいるかもしれません。
セブ島に留学する場合も、もちろんお金はかかります。
しかし、アメリカやイギリスに留学する場合と比較すると、圧倒的に安く済ませることができます。
下のグラフは往復の航空券代を比較したものです。
出典:CEBRIDGE (費用が半額以下?フィリピン留学 vs ネイティブ圏留学)
航空会社をどこにするか、出発日をいつにするかで多少の変動はありますが、(僕がセブ島にいった時は片道4万円ほどでした。)かなり金額に違いがあるのがわかるかと思います。
次に一ヶ月の滞在費を比較してみても、アメリカ留学やイギリス留学の半分以下で済ませることができます。
出典:CEBRIDGE (費用が半額以下?フィリピン留学 vs ネイティブ圏留学)
このほかファーストフード店のセットメニュー(例:ハンバーグ、パスタ、ライス、飲み物)でも日本円にして200円〜250円ほどの値段なので、食費も安く済ませることができます。
ワーキングホリデーとは異なり、語学留学の場合はアルバイト等もできないので、お金を節約するという面でもありがたいですね。
フィリピンの大人気のファーストフード店「Jollibee」の1メニューです。
「Jollibee」は現地ではマクドナルドを凌ぐほどの人気があります。
日本から直行便で数時間で到着可能
地域にもよりますが、現在成田空港、関西国際空港、中部国際空港からセブ島への直行便が毎日出ています。(2019年4月現在)
僕が2016年に留学した時は、中部国際空港から出発したのですが、覚えている限り直行便は週に3便ほどだったと思います。
セブ島留学の人気に伴い、直行便の数も増えていきました。
やはり飛行機の中に何時間もいたり、乗り継ぎ便を利用すると少なからず疲労やストレスを感じると思うので、
3,4時間で到着できるという点もセブ島留学の魅力だと思います。
マンツーマンのレッスンが受講可能
欧米の語学学校の授業スタイルの主流はグループレッスンですが、一回の授業の中で話す機会というのはそこまで多くないのが実情です。
それに対してセブ島を含めたフィリピンの語学学校の授業スタイルはマンツーマンレッスンがメインで、
時にプレゼンテーションを行うグループレッスンも用意されているケースが多いです。
英語を身に着ける上で重要なのが、どれだけ英語を話せるかということだと思います。
つまり相手との会話のキャッチボールの回数が多ければ多いほど上達への近道になり、マンツーマンレッスンであればそれが可能です。
特に初級者のうちは、グループレッスンよりマンツーマンレッスンを受講する方が、上達の速度は早いです。
また、一日のうちに色々な先生のマンツーマンレッスンを受けることができるので、
毎回新鮮さを感じながら英語を学ぶことができます。
先生によって多少の言い回しの違いがあったりと、表現のバリエーションも同時に増やしていくことができるのも魅力の一つです。
治安が比較的良好
3ヶ月間セブ島に滞在していて、一度も危険に感じる場面に遭遇したことはなかったし、
僕の周りでもそういう話を聞いたことがありませんでした。
フィリピンの大統領が変わって、麻薬常習犯の取り締まりが強化されたりと治安が良好に保たれつつありますが、油断は禁物です。
やはり日本と比較すると、貧富の差が大きかったり、それに伴う強盗事件も報告されています。
また財布やスマホをポケットに入れていたことによるスリの被害も日本と比べて圧倒的に多いです。
ただ、これらのことは気をつけていれば過度に心配する必要はなく、
ここは日本ではないということを心に止めておけば大丈夫だと思います。
- 夜遅く一人で出歩かない
- 財布やスマホはセキュリティベルトにいれて持ち歩く
- カフェで飲み物や財布をおいたまま席を離れない
- 知らない人に声をかけられてもついていかない
特に最後に関しては、言われるまでもなく当たり前だと思うかもしれませんが、
海外にいるとどうしても浮かれた気分になってしまい、日本でもしなかったことをしてしまう人もいるようです。
声をかけられ、気軽についていったら金品を要求された、飲み物を渡され飲んだら睡眠薬入りで、
目が覚めた時には荷物がなくなっていたなんていうトラブルも起きています。
海が綺麗でマリンスポーツを楽しむのに最適
留学は遊びではないですが、息抜きをすることもとても大切です。
毎日勉強で疲れがたまると思うので、週末に海へいってアクティビティを楽しむことも気晴らしになっていいと思います。
特にこれはマニラやバギオといったフィリピンの他の地域では体験できないセブ島ならではの楽しみ方だと思うので、
セブ島留学に行かれる方はぜひ綺麗なビーチやマリンスポーツを楽しんでもらいたいと思います。
オススメはセブ島最南端にある港町オスロブで体験できる、シュノーケリングでジンベイザメと泳ぐアクティビティです。
セブ市内から高速バスで3時間で行くことができ、ジンベイザメとのシュノーケリングも日本円にして約3,000円から4,000円で楽しむことができます。
このアクティビティはガイドブックにも必ずといっていいほど紹介されており、
他の国でもなかなか体験できないので、一度経験してみるのはいかがでしょうか。
レストランやカフェが日本と同様に豊富
セブ島と聞くと、ビーチのイメージや自然に囲まれているといったイメージが強いかもしれませんが、
レストランやカフェも充実しているので、グルメも手軽に楽しむことができます。
僕が滞在していた語学学校の寮の近くにあるイタリアンレストラン「BRIQUE」は料理はもちろんのこと、店内もオシャレな雰囲気で人気店の一つです。
語学学校が近くにいくつかあるので、そこの生徒たちも頻繁に利用していました。
また、24時間営業しているカフェや、高速Wi-Fiサービスを提供しているカフェもあるので、
インターネットを使用したい時や、勉強したい時に滞在するのもオススメです。
飲食の面で特に不自由することはないと思いますが、生水は絶対に飲まないようにしましょう。
大型のショッピングモールも複数存在している
ショッピングモールに関しても、日本と同等に水準が高く、セブ島の中心地、
ビジネスパークには大型ショッピングモールの「アヤラモール」があります。
店内には、カフェやレストランはもちろんのこと、食料品売り場や衣料品、電化製品などありとあらゆるものが揃えられており、
日本のショッピングモールの品数に引けを取りません
また「Uniqlo」や「資生堂」といった日本のメーカーや「L’Occitane」といった海外の有名なブランドのショップもあるので、見て回っても飽きることはありません。
「アヤラモール」だけでなく、「SMモール」、「SMシーサイドシティ」といった、
映画館やボーリング場も併設されている大型ショッピングモールもセブ市内にあるので、レジャーも楽しむことができます。
どんどん発展しているセブ島
リゾート地として有名やセブ島ですが、近年は留学先、また居住地としてますます人気が出てきています。
生活環境も便利になってきているのでしばらくはこの流れが続いていくと思われます。
ただ、いくら便利になってきているといえども、日本ではないことは常に頭の中に入れておく必要があります。
それさえ忘れなければ、楽しく充実した留学生活を送ることができるので、
特に英語初級者の方はセブ島を留学先として検討してみてはいかがでしょうか。
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