英語を自由自在に操れるようになるのが、英語を学ぶ上での最終的な目標になるかと思いますが、そこに到達するのはかなりの時間を要することになるでしょう。
相手の会話を聞いて、それに対して即座に文を構成して返答することができればかっこいいですが、なかなかできるものではありません。
そんな時に定型的なフレーズをストックしておけば、全てではないにしろ、ある程度の会話に対応することができます。
もちろんその時のシチュエーションで使われるフレーズは変わりますが、それを積み重ねていくことによって自分の中で引き出しが増えて、会話をより面白くすることができます。
そんな定型フレーズをいくつか紹介していきます。
I know how you feel exactly.
・その気持ちすごくわかります。
相手の言った事に対して共感する時のフレーズです。海外ドラマのフレンズでも使われているフレーズでネイティブスピーカーも多用しています。
“exactly”がつく事によって、とても共感できるというように意味を強めることができます。場合に応じて付けたり付けなかったりしても良いでしょう。
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I’ll take a rain check.
・またの機会によろしくね。
相手に遊びに誘われたのに予定があっていけない、次の機会にも誘って欲しい時にはこのフレーズを使うと良いでしょう。
日本語だと、また誘ってね。という場合、遠回しに断っているように捉えられることもありますが、この表現は次回は絶対行けるから、ぜひ誘ってね。というポジティブな意味を表します。
社交辞令ではなく本当に次回は参加をしたい気持ちが相手に伝えることができます。
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I’ve(I have) got to take off.
・もう行かなきゃ。
他の用事がある場合などでその場を離れなければいけない時に使える表現です。
“have got to do”で「〜しなければならない。」という意味になり、”have to do”とほぼ同じ意味を表しますが、”have got to do”がより日常会話で使われるイメージがあります。
“take off”は飛行機が離陸するという意味で使われるイディオムとしてお馴染みですが、人間が主語の場合にも使用することができます。
このフレーズも「フレンズ」で使われていました。
It’s kind of you to say so.
・そう言ってくれて嬉しいです。
相手に褒められた時に使えるフレーズです。日本人は褒められても謙遜しがちですが、素直に感謝した方が良いでしょう。
直訳すると「そう言ってくれるなんて,あなたは親切ですね」といった、なんだか固く聞こえる文章になりますが、「そう言ってもらえると嬉しいです」というような日本語訳にすると自然に聞こえます。
“It’s nice of you to tell me so.”も同じ意味のフレーズなのでこれも一緒に覚えておきましょう。
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You flatter me.
・お世辞でもうれしいです。
先ほどの表現にも関連しますが、相手にほめられた時、お世辞を言われたときなどに使うフレーズです。
もともと”flatter”には「媚を売る、へつらう」というような意味がありますが、このフレーズで使われている”flatter”にはそのような意味は含まれていません。
よってネガティブな意味ではないので、相手に対して使っても問題はありません。
I appreciate it.
・すごく助かります。
相手に何かをしてもらった時に感謝の意味を込めて使えるフレーズです。
より丁寧さを出したいのならば、“I would appreciate it.”、またはitを主語にして“It would be appreciated.”と表現することができます。
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Let’s call it a day.
・今日はここまでにしよう。
仕事でまだ完了していないけど切り上げたい時に使えるフレーズです。
また仕事や遊びなどで夜遅くなった場合に、今日はここまでにしよう、今日はもう帰ろうと提案する時には、
“Let’s call it a night.”
(今夜はこの辺にしよう。)
と表現します。
You couldn’t help it.
・仕方ないよ。
ここで使用されている”help”は「避ける」の意味を表しています。
よって意訳すると「自分ではそれを避けられなかった、どうすることもできなかった」すなわち,「仕方がなかった」という意味になり、弁解の目的で使われることが多いです。
“It cant’ be helped.”も同様のフレーズです。
また、最近ネイティブから聞いた“it is what it is.”というフレーズも同じ意味を表しており、こちらもよく使われるようです。
まとめ
短くてもしっかり意味を表すフレーズを紹介してきました。
もちろん今日紹介したフレーズだけでは不十分ですが、会話を繋げるためのフレーズとして役立つ場面があると思います。
臨機応変に使用することができれば、より会話を楽しむことができるので、気になった表現は積極的に覚えていきましょう。
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