この記事の対象者
- TOEIC800点超えを狙いたい人
- TOEIC800点を取得するメリットを知りたい人
僕がTOEICを初めて受験したのは高校二年生の頃で、その時は2時間の試験時間がとても長く感じ、結果も散々なものでした。
パート別のスコアは忘れましたが、リスニングとリーディング合わせて325点でした。
その当時は600点でさえも程遠く感じ、800点を超えることは夢のまた夢のようなことだと感じた記憶があります。
その後、英語学習に真剣に取り組むようになり、ついに2017年の9月実施のTOEICで825点を記録し、
2019年4月実施分で865点を取得、Aランクに入り、晴れて800点を超えることができました。(2021年11月実施分で870点取得)
もちろん900点を目指したり、スピーキング力やライティング力を含めた総合的な英語力を向上させるなど、
まだ伸び代はありますが、Aランクに属する860点をクリアすることができたので嬉しく感じています。
今回はTOEIC800点超えを達成して変わったことや良かったことを振り返っていきたいと思います。
有名企業からオファーが届くようになったこと
特に転職を検討している方にとっては重要な事柄になってくると思います。
転職サイトや転職エージェントに登録した際、必ずと言って良いほどTOEICのスコアを記入する欄が存在します。
入力必須項目ではないにしても、高得点を取得して記入することによって、自分をアピールするための重要な要素になると言えます。
僕も複数の転職サイトに登録しており、最新のTOEICスコアを記入したところ、有名企業からの面接確約オファーや面談リクエストが届くようになりました。
受信するメッセージには、これまでの職務経験の他に、TOEICの点数を含めた僕の英語力に興味を持った、というようなことが書かれていました。
もちろんTOEICで800点を超えたからといって即内定につながる、というわけではありませんが、
少なからず企業の採用担当者は何らかの興味を持ってくれていることが伺えます。
その後英語力と本業のSEとしてのスキルを活かして、大手企業への転職を成功させることができました。
僕は転職エージェントを活用して転職活動を進めましたが、
エージェントもやはり求職者の英語力については興味があるようで、730点ほどあれば良質な求人を紹介してもらえるケースが多くなります。
TOEICで730点を超えたら、とりあえず複数の転職サイトに登録するのがいいです。思ったより案件がきます。現実では、730は割と中上級扱いになります。820以上はさらに優良案件が来ます。900以上では駐在案件も来たりします。現状転職する気は無くても、情報収集になる。日本はまだまだTOEIC社会。
— Soi🇺🇸 (@soieigo_27) January 28, 2021
820点(800点以上)でさらに優良案件が舞い込んでくる可能性があるということで、
こういった情報はなかなか見過ごすことができないですよね。
転職を少しでも考えている人は、がっつり転職活動はしなくとも無料登録、面談だけでもしておくと、情報を収集しやすくなるのでオススメです。
ちなみに自分は転職活動中はリクルートエージェント経由で内定を獲得することができ、前職より年収をUPさせることに成功しました。
【リクルートエージェント詳細はコチラ】
TOEIC800点超えと転職活動の両立はなかなか大変ですが、求職者の中で差を付けてチャンスを掴むことができるので、地道に取り組んでいくことが大切です。
英語を用いる仕事を任されるようになったこと
日本ではTOEICは根強い人気と知名度があり、英語関係の試験に詳しくない人、
それほど興味がない人であってもTOEICは知っているというパターンが多くあります。
そしてTOEIC800点=英語がかなりできる人というイメージを持たれやすく、周囲に好印象を与えることが可能です。
実際仕事においても、以前勤めていた会社で
- 技術仕様書の翻訳業務
- Skype会議の通訳
を任されるなど、英語に関する仕事を経験することもできました。
これはTOEIC800点という点数のおかげで手に入れることのできたチャンスだと思います。
その時勤めていた会社ではプログラマーとして働いていましたが、社内に英語ができる人がいなかったということもあり、
結果としてこうしたチャンスを頂くことができたのも事実です。
ただ注意すべきことはTOEIC800点レベルはそれで終わりということではなく、まだまだ伸び代はあります。
またこのレベルはネイティブとは天と地の差があるレベルなので、向上心は今後も持ち続ける必要があります。
日本国内においては、TOEIC800点はどうしても過大評価されがちで、周囲からの期待も自ずと高くなります。
しかし、このイメージを自分を奮い立たせるためのものとして考えれば、
自分自身のためだけでなく、周囲からの期待に応えるという意味でもますます英語学習に身が入るようになると思います。
- TOEIC800点なのにあまり話せないんですね。
- ○○さんなら知っていると思ったのに…。
こういった場面を避けるために、良い意味で自分にプレッシャーをかけることができます。
毎月1万円の報奨金をもらえるようになったこと
僕が勤めていた会社ではTOEIC730点から報奨金支給の対象になりますが、
TOEIC800点以上取得でさらに上乗せされ、基本給とは別に毎月10,000円の報奨金を頂いています。
こうした会社は決して少なくなく、有名どころだと以前ソフトバンクがTOEIC800点以上、
900点以上取得の社員に対して報奨金を出す制度を発表して話題になりました。
年間数万円、それ以上の報奨金は年数を重ねれば重ねるほどやはり見逃すことはできないと思うので、
高得点を取得するモチベーションも上がるのではないでしょうか。
英語力だけでなく、思わぬボーナスも手に入れることができる可能性があるので、
是非ともTOEIC800点以上の高得点を目指していきましょう。
自分の知識を提供したいと思うようになったこと
僕はこのブログを2018年の3月から運営していますが、始める前に題材は自分がある程度得意なことにしようと決めていました。
そこで思いついたのが英語関係や、TOEICに関連する内容で、
自分が試行錯誤して身につけたことを、他の人のために役立たせたいと考えるようになりました。
そこで日本人の英語学習者の方に向けてある程度の目安の英語力、
つまりTOEIC800点レベルがあれば、ほんの少しでも力になれると思い記事を書いていくことにしました。
ブログを続けていくことで
- 定期的な閲覧数の獲得
- 広告収入
- ライティングスキル
- SEO等のWEBマーケティングの知識
も手に入れることができ、TOEIC800点取得から連鎖的に様々なものを生み出すことができました。
TOEIC800点取得に役立った教材
ここからはTOEIC800点を超えるために使用し、役に立った教材を紹介していきたいと思います。
僕の場合700点台で停滞していた時期があったのですが、主な要因はリーディング、特にPart7のスコアが芳しくありませんでした。
その状態を突破するために使用したオススメ教材を紹介します。
TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7
購入前からこの本の評判を聞いていたので気になっていましたが、結果的に大正解だと思いました。
それまで戦略もなく、ただなんとなく読んでいた長文問題ですが、この本を使用したことで自信を持って問題に取り組むことができました。
どのような点がオススメかというと、
- 設問タイプ別の攻略方法が明確になっていること。
- 不正解の選択肢を見抜く方法が簡潔になっていること。
などがあげられ、決してテクニックだけではなくリーディング力が付くような構成になっているので、費用対効果の高いテキストだと思います。
TOEIC800点を超えるにあたって、Part7でどれだけ点数を稼げるかが重要だと思うので、ぜひ持っていてもらいたい一冊です。
公式TOEIC Listening&Reading 問題集
やはり本番形式の問題集もやっておく必要はありますし、結果として最適な一冊かと思います。
模擬試験も2回ついており、解き終わった後も復習に使えるので、日々の学習教材として活用できます。
特にリスニング問題は何回もシャドーイングを繰り返して、リスニング力を向上させることができ、さらにそれぞれのスピーカーのアクセントにも慣れることができます。
TOEIC受験者の中でも試験に登場するイギリス人女性ナレーターのアクセントに苦戦する人が多いので、
繰り返し聞くことで、直接的な対策を行うことができます。
公式問題集は定期的に発売されるので、持っていない場合はひとまず最新版を購入しておくとよいでしょう。(2021年12月現在、問題集8が最新です。)
オンライン英会話も一つのTOEIC対策に
英語力が向上した要因の一つはオンライン英会話スクールレアジョブ英会話のレッスンを受講したことで、
結果として全体的な英語力を上げることができました。
オンライン英会話ということでTOEICと直接的な関係はないように思われるかもしれませんが、会話力だけでなく、
教材使用によって語彙力やリーディング力、レッスン中の講師との会話でリスニング力を効率よく身につけることができました。
また最近はTOEIC800点対策といったような教材を揃えているオンライン英会話スクールもあるので、紹介していきたいと思います。
hanaso
最初に紹介するオンライン英会話スクールはhanasoです。
6:00-24:30までの幅広い時間帯でレッスンを開講しているオンライン英会話スクールで、レッスン予約は開始5分前まで可能となっています。
講師数はそれほど多くはないものの、一人一人の講師の教えるスキルが高い印象があり、
レアジョブやDMM英会話といった有名どころのオンライン英会話スクールと比較しても引けを取りません。
週に2回のみ受講できるプランや月に数回できるプランなど取り揃えられており、自身のスケジュールに合わせて柔軟に受講ができるので、
普段のTOEIC学習+週に数回オンラインレッスンでTOEIC対策、というような使い方も面白いかもしれません。
【hanaso詳細はコチラ】
mytutor
mytutorではTOEICだけでなく、IELTSやTOEFLといった試験対策も行えるカリキュラムが豊富なので、
本格的に英語系試験の対策をオンラインレッスンで行いたい場合にオススメです。
TOEICに関しても目標スコアに応じてコースも分けられているので、段階的に対策を行うことが可能です。
またライティング添削もできるということもあり、IELTSに向けて学習している方の間でも評価が高いオンライン英会話スクールです。
【mytutor詳細はコチラ】
レアジョブ
TOEICから少し脱線しますが、レアジョブ英会話も紹介したいと思います。
レアジョブは僕が英語を話せるようになったきっかけを作ったオンライン英会話スクールで、とても思い入れがあります。
ひょんなことからレアジョブに出会いましたが、今ではこの出会いに感謝しています。
レアジョブの講師はフィリピン人が中心となっており講師の採用率はわずか1%と、本当に優秀な講師のみが採用されていることがうかがえます。
現在は数多くのオンライン英会話スクールが登場していますが、オンライン英会話の先駆け的な存在であるレアジョブの人気は依然として高いままです。
僕の友達も数名レアジョブでレッスンを受講しており、講師や教材のクオリティの高さに満足しているようです。
【レアジョブ詳細はコチラ】
Bizmates
TOEICを卒業したら仕事で使えるように英会話力を磨いていきたいと考えている方は多いです。
TOEICの語彙や表現はビジネスの現場で使われることも多いので、TOEICで学んだことも会話の中で活かしていけると思います。
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