「エンジニア不足」が深刻化している、といったようなニュースが報道されて、プログラマーやエンジニアなどの職業を目指している人が急増しています。
また小学校でもプログラミングの授業が必修化になるなど、プログラミングの需要がますます高まってきています。
大学で情報学などを学んだという人なら、プログラミング未経験でも始めやすいかもしれませんが、これまでバックグラウンドがなかったという人は何から始めて良いかわからないかもしれません。
最近はプログラミングスクールも増えてきておりそこで学習することもできますが、やはり費用も高額になるということもあり、いきなりスクールに通うということはオススメしません。
またプログラミングに関する書籍も大量に発売されていますが、初心者の方だと書籍を用いた学習はイメージがつかみにくいという欠点があります。
そこでオススメなのが、WEB上でプログラミングを手軽に学ぶことができるProgateです。
WEBサービスとして2014年にリリースされて以来、プログラミング学習者から絶大な人気を誇り、累計会員登録者数は50万以上に上ります。(2019年6月現在)
最近ツイッターでも、これからプログラミングを始めたいけど、何から手をつけたら良いかわからない…と悩んでいる人も見かけますが、プログラミング完全初心者であるならば、このProgateから始めるべきです。
Progateを用いてプログラミングを学ぶ利点を紹介していこうと思います。
初歩の初歩からスタートできる
まずはHTMLとCSSから学ぶことになりますが、聞いたことないという方もいるかもしれません。
HTMLとは、Hyper Text Markup Language(ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ)の頭文字を撮ったもので、Webページを作るための最も基本的なマークアップ言語のひとつです。
HTML(マークアップ言語)は、厳密にいうとプログラミング言語ではないですが、WEBページを作成する上でのベースになっており、ほぼ全てのWEBページにHTMLが使用されています。
例えばこのブログのタイトルの【Daybreak】という文字もHTMLを使って表示されています。
WEBページの大見出し(h1タグ)や中見出し(h2タグ)を作るにはHTMLを使用すれば簡単に表示させることができます。
CSSはHTMLで作られた見出しや文字に色をつけたり、字体を変えたりと味付けを行う役割を果たします。
HTMLとCSSを学ぶにあたって、最低限インターネットを使って何か検索ができるレベルであれば学習を始めることができます。
このような本当に初歩レベルから始めてスキルアップができるのがProgateの良いところです。
まずはHTMLとCSSの学習から始めていきましょう。
(一部)無料で学習が開始できる
学習を始めるにあたってレッスンを一部無料で受講することができます。
先ほどのHTMLとCSSの初級編は、無料で受講することができます。
いわばお試しレッスンのような感じで受講できるので、楽しいと思えば、有料会員になって学習を進めていきましょう。
有料会員になった場合はProgateが提供する全レッスンを月額980円で受講することができます。
実際のところ、この価格で全レッスンを受講できるのはかなりリーズナブルなので、ぜひ有料会員になって学習を進めることをオススメします。
学習できる言語が豊富
Progateでは、JavaScript, JQuery, React, PHP, Ruby, Ruby on Rails, Java, Python, Swift, Goといったプログラミング言語やフレームワークを学習することができます。
たくさんあってどの言語が何に適しているか初めはわからないかもしれませんが、目的別に学習する言語を振り分けてみます。
WEBサービスを将来的に作りたい場合
- Ruby
- Ruby on Rails
- PHP
- JavaScript
または、
AndroidアプリやiPhoneアプリを作りたい場合
- Java
- Swift
という感じで選べば良いかと思います。
これだけのカリキュラムが用意されていれば、目的に応じて言語を効率的に学ぶことができるのでありがたいですよね。
将来特定のプログラミング言語を使ってサービスが開発したいという想いがあれば別ですが、まだどんな言語を学べば迷っているという場合には、Rubyの学習をすることをオススメします。
理由としては、他の言語と比較して初心者にもわかりやすい文法や構造であるということや、有名なWEBサービスの開発にも使われていたりと需要のある言語だからです。
以前こちらの記事でも紹介しているので、参考に見て頂ければと思います。
段階的に学習をすることができる
プログラミング言語の文法や構文の学習から始まって、最終的には1つのサービスを作成することをゴールとしてレッスンが進められていくので、何かを作り上げる楽しみを感じることができます。
一例ですが、Ruby on Railsのレッスンでは以下のようなTwitter風のアプリケーションをレッスンを通して開発していきます。
参照:Progate
レッスンで用いられる簡易的なサービスを開発することで、どのようなプログラムの処理がされているか、どう書けばログイン画面が出来上がるのかということもイメージしやすいので、ゆくゆく自分でサービスを開発するときにも大いに役立ちます。
DBやコマンドラインも学習可能
世の中に出ているWEBサービスはプログラミング言語だけではなく、DB(データベース)やコマンドラインも随所で使われています。
データベースとは、WEBサービスの情報、例えばそれぞれのユーザー情報(メールアドレスやパスワード)を保存しておくための格納倉庫で、SQLと呼ばれる専用の言語を使ってデータベースに命令を送ります。
コマンドラインとはコンピュータの黒い画面を用いて、キーボードからコマンドと呼ばれる文字列を入力することによってコンピュータへ命令を送る入力方法のことです。
このような画面を見たことがあるかと思います。
プログラミングを行う上で、CUIと呼ばれる、黒い画面とキーボード入力だけで行う操作方法を用いる機会がいずれあると思うので、それに慣れておくことも必要です。
このように幅広く学習できることも利用者にとっては便利だと言えるでしょう。
まとめ
初心者だけでなく、プログラミング経験者も新しい言語に触れる場合に、確認がてら学習しても役に立つと言えます。
僕も2016年頃から利用していますが、レッスンのバリエーションはもちろんのこと、わかりやすさも増しているので、他の教材で学習して挫折してしまった方にもオススメできます。
Progateは便利ですが、それだけをやっていれば良いというわけではなく、ある程度のところで卒業して自分でサービスを作っていくことが必要です。
ゲーム感覚で学習できるので、どうしても繰り返しやってしまいたくなると思いますが、基礎レベルをおさえるためのものなので、身につけるべきスキルは他にもまだまだあるということを忘れてはなりません。
またProgateを一通りやって、プログラミングが楽しいと感じたのであれば、さらなるスキルアップを目指してスクールに通ったり、書籍を購入して学習してみても良いでしょう。
ちなみにオンラインのプログラミングスクールで人気が高いのがtechacademyで、集中的にプログラミングを学んで、最終的にオリジナルサービスの開発&リリースまで経験することができます。
無料体験キャンペーンもやっているので、一度見学がてらオンラインレッスンを受講してみることをオススメします。
最後になりますが、Progateはプログラミングの基礎を固める、きっかけをつかむためには非常に優れているサービスだと思うので、プログラミング初心者の方はまずはガンガンProgateをやっていきましょう。
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