オンライン英会話スクールのレアジョブ英会話では本会員向けにスピーキングテストを提供しています。
普段のレッスンの成果を試す場所があると、緊張もありながらもワクワクするのではないでしょうか。
今回はレアジョブスピーキングテストの構成や、テストに臨む時のポイントについて取り上げていこうと思います。
レアジョブスピーキングテストの概要
以前は1回3,278円(税込)で提供されていましたが、2020年7月頃にリニューアルされ、なんと一部のレアジョブ会員は無料で受検できるようになりました。
具体的には、
- 中学・高校生コース会員
→月2回まで無料
- 日常英会話コース会員
→月1回まで無料
ということで、今までよりかなりオトクに受検できるようになり、定期的な英語力測定が可能になりました。
名前も【レアジョブ スピーキングテスト powered by PROGOS】と改められ、よりグレードアップし、ビジネスよりのスピーキングテストになりました。
対象コース会員の方は是非一度受けてみることをオススメします。
レアジョブスピーキングテストの構成
新レアジョブスピーキングテストは以下の5つのパートで構成されています。
内容 | 問題数 | 時間 | 概要 |
---|---|---|---|
1.インタビュー | 10 | 各30秒 | 一問一答形式 |
2.音読 | 8 | 各10秒 | 指定された短い英文を音読 |
3.プレゼンテーション | 1 | 準備時間:40秒 回答時間:60秒 |
与えられたテーマについて、提示される条件を満たして回答 |
4.グラフ・図を用いたプレゼンテーション | 1 | 準備時間:40秒 回答時間:60秒 |
グラフを見ながら事実や状況を説明 |
5.ロールプレイ | 4 | 準備時間:40秒 回答時間:各応答30秒 |
与えられたトピックについて、音声プログラムと対話 |
スピーキングテストということで、本格的にスピーキングスキルを測定する構成になっているかと思います。
これら5つのパートを15分から20分で答えていくことになります。
1.インタビュー
自分の趣味や出身地、後半に進むとビジネス関連の質問が講師からランダムにされるので、
主語や動詞を意識して、きちんと組み立てられた文章で答えるようにしましょう。
全部で10問ですが、中盤〜後半に進むにつれて難易度が上がっていきます。
レアジョブで初めての講師とレッスンを行う際に大抵自己紹介を行うことになると思いますが、
短文で終わらずに少し補足情報をつけながら話すようにすると、ある程度の対策になると思います。
- きちんと文法に沿った内容で答える。
- 少し長めの文で回答する習慣をつけておく。
2.音読
英文が8つ用意されているので、それらを一つずつ読んでいきます。
それぞれの制限時間は10秒です。
それぞれの文章も特に難しいということはなく、正確に読めているか、発音できているかどうかを測定されるので、
大きな声でゆっくりと発音するとポイントが高いように思います。
日本人が苦手なL、RやS、THの発音の違いに気をつけましょう。
- 大きな声でゆっくりと読む。
- LやRの発音に気をつけながら読む。
3.プレゼンテーション
ここからさらに難易度が上がっていきます。
与えられたテーマについて、3つの提示された条件を含めながら回答していきます。
テストで出題される実際の問題を紹介することはできませんが、
どのようなタイプの問題が出題されるか一例を挙げたいと思います。
テーマが「友達」だったとしたら、3つの条件も一緒に与えられるので、
- その友達はいつからの知り合いか
- その友達の魅力的なところはどこか
- その友達の短所はどこか
といった、条件を全て含めて60秒で回答します。
準備時間は40秒与えられていますが、まとめて話そうとするとなかなか大変だと思います。
条件を含んだ上で質問に適切に回答できているかということはもちろんのこと、
その答えの理由や論理性も評価の対象になるので、それらを意識しながら回答しましょう。
- 主語・動詞といった分構成を意識して答える。
- 答えに対する理由付けを行う。
- 与えられた条件をしっかり文章に含める
4.グラフ・図を用いたプレゼンテーション
このパートでは、提示されたグラフや図を見ながらプレゼンテーションを行なっていきます。
このパートからよりビジネスチックな問題が出題されるようになります。
ここでも問題のタイプを一例を挙げてみると、複数の商品の売れ行きを表したグラフが示されたとしたらそれをもとに、
- どの商品が人気か
- 一番売れている商品と一番売れていない商品の売上の差はどのくらいか
など、グラフから読み取れるポイントを簡潔に説明していきます。
実際のビジネスにおけるプレゼンテーションを想定しており、
事実と客観的データなどを要所要所で織り交ぜるとポイントが高いと思われます。
3.プレゼンテーションと同様に難易度は高いですが、数値を引用するとより具体的になるので、大きな数値を説明する場合、
「とても」や「たくさん」といった語句を使う代わりにグラフから読み取れる具体的な数値で表現するようにすることをオススメします。
- 数値を使って具体的に説明する
- 事実・状況を明確に説明する
5.ロールプレイ
最後のパートになります。
ロールプレイでは、一つのトピックが与えられるので、それについて音声プログラムと会話形式のやりとりを行います。
例を挙げると、トピックがトラブル対応だとしたら、
- なぜ顧客がクレームを入れているのか
- どのような対応をすべきか
- 再発を防ぐためにはどうしたら良いか
といった質問が、音声プログラムとの一連の会話の中に含まれているので、それぞれの質問に対して40秒の準備時間、30秒の回答時間が与えられます。
実際の試験官との会話ではないので、ある程度緊張は和らげられるかもしれませんが、
ここでも文法や論理性に気を付けながら回答していきましょう。
- 質問に対してできるだけ情報を盛り込んで回答する
- 質問されていることに明確に回答する
各レベルの目安
判定されるレベルは1から10までの10段階です。
こちらの表はレアジョブが公開しているスピーキングテストPROGOSの各レベルを各種英語試験のレベルに換算した表です。
目標のレベルを設定して、それに合わせてレッスンを受講していくのも良いでしょう。
僕も実際にPROGOSを受検して、その感想や特徴をまとめてみました。
こちらの記事も参考にして頂ければと思います。
またレアジョブが以前公表したデータですが、レアジョブの調査によれば、レッスン受講数が90回を超えると、スコアの顕著な伸びが見られるそうです。
日々のレッスンの成果が可視化できる点も魅力的ですね。
まとめ
今回はレアジョブスピーキングテストについて取り上げてきました。
以前のスピーキングテストよりもグレードアップして難易度も上がった印象を受けますが、
判定にAIも用いられているということなので、より正確なスピーキングスキルを測ることができます。
10段階評価で結果は返却されますがあくまでテストなので、
仮に好ましくない結果が返ってきたとしても落ち込む必要はありません。
結果に関してもスピーキングにおける自分の強みや弱みや、
オススメの学習教材がわかるようなチャートが掲載されているので、今後の学習の糧にしていくことが可能です。
日頃の成果を試してみたいという方はもちろんのこと、これからレアジョブを始めようと考えている方も会員登録後に一度受検してみてはいかがでしょうか。
【レアジョブ無料体験レッスンはコチラ】
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