【今記事の対象者】
- シャドーイングを行ったことがある
- TOEICのリスニングパートが400点前後(380点〜420点)
2020年10月25日午後に実施された、第255回TOEIC Listening & Reading Testを受検しました。
結果は845点と自己ベストの865点を更新することはできませんでしたが、パート別で見ると、リスニングパートで475点を取得することができました。
リスニングパートは過去最高点だったので、総合スコア更新には至らなかったものの、日々の英語学習の一定の成果は得ることができました。
2019年4月に実施されたTOEICで865点(L435/R430)を記録してからおよそ1年半後に今回(第255回目)のTOEICを受検しましたが、この間TOEICのリスニングパート専用の問題集や、公式問題集は一切活用していません。
また、物珍しい学習方法やすぐに効果が出るような学習方法も取り入れていません。
今回は僕がTOEICのリスニングパートで450点を超えるまでに行ったリスニング学習について取り上げていきます。
ナチュラルスピードの音声でシャドーイング
現在リスニングのスコアが200〜300点で、いきなり450点を超えるのはハードルが高いと感じている方は、まずはこちらの記事を読んで400点超えを目指すことをオススメします。

TOEICのリスニングパートで既に400点前後の点数が取得できているのであれば、ひたすらナチュラルスピードの音声を聞いてシャドーイングするのが良いと思います。
これはTOEICのリスニング対策というより、日常英会話におけるリスニングやスピーキングを鍛える手段として、ナチュラルスピードの音声を用いてシャドーイングを行っていました。
そこで活用したのが、English Centralという英語学習動画+オンライン英会話が合わさったサービスです。

会員登録(無料)を行うと、自分のレベルに合わせた動画を視聴することが可能で、各動画には英文と日本語訳のスクリプトや、重要表現が記載されているので、シャドーイングにも最適です。
各動画長くても2分程度なので、集中して行うことが可能です。
僕が使用していた動画で、比較的シャドーイング が行いやすかったオススメなのが以下のタイトルの動画です。
- ロゴ作りのコツ(00:41)
- ウーバーのCEOが辞任(00:38)
- Buying What We Hate(01:01)
- アメリカの大企業が中国で失敗(01:33)
- 競争相手をやっつける(01:08)
- 害の大きい日本の労働文化(00:44)
シャドーイングしやすいとはいってもナチュラルスピードなので難しく感じるかもしれませんが、毎日少しずつでも継続していくうちに段々シャドーイング ができるようになります。
無料体験レッスンも1度受講することができ、その後も動画に関しては引き続き無料で視聴することができるというお得なサービスなので、ぜひ活用することをオススメします。
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ディクテーション
リスニング力を向上させる手段としてシャドーイングと同じように取り上げられるのが、ディクテーションです。
ディクテーションは読み上げられる英文を書き取ることで、以前からリスニングに効果的という話は聞いていたものの、僕自身これまでほとんど実践したことがない手法でした。
TED Talksや先に紹介したEnglish Centralの動画を用いて、あとで答え合わせができるようなスクリプト付きの音声を聞いてタイピングを行う、という極めてシンプルな方法で実施しました。
シャドーイングに通じる部分がありますが、英文を聞いてから書き取る作業に入るので、頭の中に内容をある程度とどめておく必要があります。
ディクテーションもシャドーイングと同様に、スラスラできる魔法のような方法はなく、聞き取れる単語や表現を拾い上げていくしかないと思います。
また単語帳を新たに購入して覚えるということはしなかったので、シャドーイングやディクテーションで出会った新しい単語や表現をメモするようにしていました。
骨の折れる作業ではありますが、これがリスニング力上達への近道です。
音声の再生速度を通常より遅くする
ナチュラルスピードだとどうしても単語と単語のリンクが聞き取りにくいと感じたり、速くて頭の中の処理が追いつかないこともあるかと思います。
僕も実際にそういった場面があったので、YOUTUBEで視聴ができる動画の場合には再生速度を0.5倍速や0.75倍速にして、単語がより聞き取れるようにしていました。
大体聞き取れるようになったら、通常の速度に戻したり、今度は逆に1.5倍速にして取り組んでみても良いかもしれません。
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海外ドラマの視聴
海外ドラマやアニメの視聴は多くの英語学習者の方が実践しているのではないでしょうか。
学習といえども娯楽的な側面もあるので、僕も息抜きに視聴するようにしていました。
僕の場合は主に【フレンズ】や【glee】を視聴しており、このあたりは英語学習者の方にとっては定番のシリーズかと思います。
ただTOEICのリスニングパートで400点以上取得している場合でも、ドラマのスピードについていって完全に理解するのはかなり難しいと思います。
というのも、クリアに発音してくれるTOEICのナレーターに比べて、海外ドラマで話される英語は訛りもきつく、さらにスラングも出てくるケースも多いからです。
しかしながらこうした英語に普段から慣れていれば、 本番のTOEICのリスニングが幾分易しく感じられるようになるので、海外ドラマを見る習慣もできるだけつけておくと良いでしょう。
またTOEICのリスニングパートで400点前後取得できていると、学習の中で覚えた表現がドラマの中で使われていることに気づくことも多くなります。
その段階まで到達できるとより英語学習が楽しくなり、良い英語学習サイクルを築いていくことも可能です。
補足:TOEICのリスニング教材や公式問題集
冒頭でも紹介した通り、TOEICのリスニングパートで475点を取得するにあたり、TOEICのリスニング教材や公式問題集は一切活用していません。
普段から実用的な英語学習(シャドーイングやディクテーション、オンライン英会話など)に力を入れていれば、特にTOEIC専用の対策は必要ないかなと考えています。
しかし、リスニングで高得点、さらには満点を目指す学習方法としてTOEICリスニング対策テキストを使われているケースや、オススメとして紹介されているケースも多いので、そちらも念のため参考にするのも良いと思います。
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まとめ
今回はTOEICのリスニングパートで450点以上取得するために行った自身の学習方法について取り上げてきました。
TOEICで得点を得るためにテクニックが用いられるケースも多いですが、それよりも実戦で役に立つリスニング力を身につけるための学習を行なった方が、後々役に立つのは事実です。
そういった学習を行うことで、結果的にTOEICでも高得点を取得することができるようになるので、時間はかかっても着実に力をつけていくことをオススメします。
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