僕は2013年に初めてオンライン英会話スクールのレアジョブ英会話のレッスンを受講して以来、
それから体験レッスンを含めて数多くのオンライン英会話スクールのレッスンを受講してきました。
英会話を学んだことで結果的に、
- 英語関連の仕事に携われた
- 外国人の友人ができた
- TOEICで870点取得
といった収穫を得ることができましたが、オンライン英会話レッスンを受けていく過程は必ずしも順風満帆ではありませんでした。
こうすればよかったなあ..これはやらなくてよかったなあ..といった失敗も数多くあります。
こういった失敗は英語学習を行う上で回り道にならないためにできれば皆さんには経験してほしくないと思っています。
今回はこれからオンライン英会話レッスンの受講を考えている方、現在受講している方に向けて、僕自身の失敗談について取り上げていこうと思います。
事前準備が不十分のまま受講を開始したこと
オンライン英会話自体の効果は絶大だと思っていますが、正しい使い方をしなければ効果は薄れてしまうのも事実です。
効果が薄れてしまう使い方というのは、単語や文法、自分の言いたいことを用意する前にオンライン英会話レッスンの受講を始めてしまうことです。
僕の場合、単語や文法の基礎はある程度できていると思って受講を開始しましたが、会話の練習はそれまでしたことがなく、
自己紹介を含む自分のことについても英語で話すことができずにレッスンではとても苦労しました。
単語や文法は最低限押さえて、+αで自己紹介がある程度できる状態でオンライン英会話レッスンを受講することをオススメします。
単語や文法、イディオムをある程度抑えるにはこちらの【Duo3.0】がオススメです。
それなりのページ数があるので、少なくとも半分くらいまでは押さえておくのが良いと思います。
もちろんできる方は全ページやり通すことをオススメします。
Duo3.0の次は「英借文」がオススメです。
英借文についてはこれまで聞いたことない、という方も多いと思います。
元は「英作文」からきている言葉ですが、英文を作成するのではなく、英文を借りてくるためこの名前がついています。
要するに、アメリカ人やイギリス人のようなネイティブスピーカーが使っていたり、英語テキストで紹介されている表現を拝借して、自分のことに当てはめて文章を作ることです。
そして借りてきた表現で作った文章を暗記しておけば、使うタイミングによってはそのまま使う事ができるので、なんとなくでも会話を成り立たせる事ができます。
初めの段階では自分のことについて機会が多いと思うので、まずは仕事や趣味などについての英文が良いでしょう。
仕事の場合、
- “I’m in the sales department.”
(私は営業部に所属しています。) - “My clients are mainly retailers.”
(私の取引先は主に小売業者です。) - “I usually work overtime.”
(私はよく残業しています。)
趣味の場合、
- “I like to play tennis.”
(私はテニスをすることが好きです。) - “I started to play tennis because one of my friends recommended me that.”
(友達の一人が勧めてきたので、テニスを始めました。) - “I play tennis once every other week.”
(2週間に1回くらいテニスをやります。)
と言ったようなシンプルな自分に関する文章を用意しておくと、フリートークのようなちょっとした会話を行う際に役に立つと思います。(ちなみに趣味に関しては自分の例です。)
まずは10個から20個の英借文を用意して暗記してみましょう。
それらはもちろん完璧でなくても大丈夫で、オンライン英会話レッスンで使用することによって講師から改善案も提示されるので、
段々と洗練された英文を身に着けていくことができます。
毎日受講プランにしてしまったこと
オンライン英会話レッスンを開始する前はやる気に満ち溢れていて、レアジョブ英会話の毎日25分プランに申し込んでいました。
しかしレッスンでなかなか自分が思ったように話せないことからフラストレーションがたまってしまって、次第に受講から遠のいてしまう結果となりました。
受講料も無駄になってしまい、当時は後悔したことを覚えています。
こうならないためにもまずはマイペースに受講できるレッスンプランを選択することをオススメします。
僕が受講していたレアジョブ英会話にも月回数プランが存在し、例えば土日に一回ずつ、というように無理なく受講することができます。
コース | 月額料金 |
---|---|
月8回プラン(25分×月8回) | 4,620円(税込) |
他にはhanasoというオンライン英会話スクールにも25分×1レッスンまたは2レッスンを週に2日受講できる【週2日25分/50分プラン】が存在します。
コース | 月額料金 |
---|---|
週2日25分プラン(25分×週2日1レッスン) | 4,180円(税込) |
週2日50分プラン(25分×週2日2レッスン) | 6,380円(税込) |
毎日受講は少し厳しいけど、週に数回は頑張って集中的に受講したいという方にオススメのプランです。
【レアジョブ詳細はコチラ】
【hanaso詳細はコチラ】
受講する目的が不明確だったこと
綿密な計画や目的ではないにしても、まずは日常英会話でこのくらいのことができるようになりたい、
電話応対を英語でできるようになりたい、というような目標は持っておいた方が良いです。
僕の場合は漠然と英語が話せるようになりたい、ということだけだったので、
今日は日常英会話初級、次の日は初級ニュース記事といった具合に、日によって受講教材がバラバラでした。
教材はそれぞれ単元が繋がっているケースが多いので、単発で少しずつ受講してしまうのはあまり意味を成しません。
色々な教材が魅力的に見えてしまうかもしれませんが、まずは教材や目的を絞っていくことが大切だと思います。
例えば日常英会話初級コースを最初に選んだならば、最後まで受講して次は中級に進むなどの計画が効果的です。
フリートークがレッスンのメインになっていたこと
これは厳密に言うと失敗ではないと思っています。
フリートークこそ英語が話せるという実感を持てると思いますし、オンライン英会話レッスンを受講する目的として、
フリートークができるようになりたいという方は多いと思います。
が、振り返ってみると同じ話題をしがちだったのも事実です。
特定のトピックでのなかで表現を定着させる、という意味ではフリートークレッスンは非常に効果的だと思いますが、
慣れすぎてしまうとそれ以降の成長は見込みにくいと思います。
多くのオンライン英会話スクールではニュース記事を読んでディスカッションを行うレッスンや、
講師があるトピックを用意してそれについて自分の考えを要約するようなレッスンを用意しているので、
それらを積極的に活用することで英語力とともに思考力もつくのでオススメです。
また英語力も重要ですが、色々な話題に精通するのも会話力を高める上で重要なので、偏らずに慣れ親しんでいきましょう。
受講期限を特に決めなかったこと
僕はオンライン英会話レッスンで一度挫折し、その後再受講してから約半年後にそれなりに英語が話せるレベルに到達することができました。
その時にレアジョブ英会話のスピーキングテストを受講したところ、レベル7に到達していました。
レベル感としては、
- 興味のある分野についてはスムーズにプレゼンができる
- ある程度詳細な説明ができる
といった感じで、始めたころと比較すると大きな成長があったと感じています。
しかしレッスン受講を含めてコツコツ英語学習を行っていたものの、明確な期限を決めていなかったのも事実です。
よって結果オーライではあるものの、だらだらと受講していたら、やり方によっては半年以上、
さらには数年間レッスンを受講しても英会話力が伸びていなかった可能性もあります。
1週間2週間で劇的な飛躍を望むには無理がありますが、せめて短期的なゴールとして3ヵ月~6か月でどのくらいのレベルに到達したいのかを意識するべきだと思います。
そうすることで一回一回のレッスンも中身の濃いものになりますし、上達のスピードも速まります。
まとめ
今回はオンライン英会話レッスンを受講する過程で自身の失敗だった、こうした方が良かったと思う事柄を5つ挙げてみました。
言い換えれば今回挙げた5つの事柄を避ければ英会話上達の近道となります。
今回挙げたことの反対、まとめると、
- 事前準備を行う
- 週また月に数回のプランを受講する
- 受講する目的を明確にする
- フリートーク以外のレッスンも受講する
- 受講する期限を決める
を意識してオンライン英会話レッスンを受講すれば、必ず英会話力はUPします。
本文で取り上げたオンライン英会話スクールの詳細を最後に記載しておきます。
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