このブログを始めてからTOEIC Listening & Reading Testに向けての学習方法や、オンライン英会話スクールの活用方法など、主に英語学習に関する記事を書いてきました。
今でこそTOEICで800点以上取得することができるようになりましたが、10年ちょっと前の自分には考えられないことでした。
TOEICを初めて受検したのが高校2年生の時で、スコアは325点。
Part1の一部の問題とPart5の文法問題が少しできたくらいであとはほとんど分からなく、壊滅的な状態でした。
特にPart7で出題される長文問題はちんぷんかんぷんで時間がいくらあっても解けないように感じていました。
その当時はいくら勉強してもスコアは上がらないのではないかと思っていましたが、
基礎をしっかり固めて段階を踏んで学習を続けていった結果、870点(リスニング440点/リーディング430点)まで上昇させることができました。
500点以上の上昇ですが、これは間違いなく達成させることが可能です。
今現在300点、もしくはそれ以下で思ったようにスコアが取れなくても心配する必要はないのです。
現状からスコアを伸ばしていく方法について取り上げていきたいと思います。
スコアが低い時に着目するのは単語力
まずスコアが低いという場合に考えられるのは、単語力が低いということです。
とりあえず単語をある程度覚えていけばそれだけで500点には達するといっても過言ではないと思います。
まずはとにかく単語を片っ端から覚えていくようにしましょう。
このブログでも幾度となく紹介していますが、「Duo 3.0」は是非購入しておくことをオススメします。
実際のところ、Duoをやり込むだけで TOEIC600点前後は取得できるのではないかと思っています。
Duoの良いところは、試験対策だけでなく、日常会話に使われる自然な表現も覚えられる点です。
まずは頑張って1周するようにしましょう。
1周目は各ページに掲載されている青字の英単語と日本語訳を覚えていくようにし、
2周目は例文にも目を通して覚えていくようにすれば、会話のための表現もマスターできるようになります。
単語の他に文法や語法に不安があると感じた場合は、「NextStage」も併用するのも良いと思います。
この本もDuo3.0と同じく長く支持されているもので、基本的な文法や語法を学ぶのに最適です。
Part1-Part6までありますが、
- Part1(文法)
- Part2(語法)
- Part3(イディオム)
だけでも大丈夫かと思います。
単語がわかれば土台ができる
単語を理解することができれば、TOEICのリスニングパート、リーディングパートの両方に活かされていきます。
土台が形成された上で、初めてリスニングパート、リーディングパートの対策ができるようになります。
とはいえ「Duo 3.0」と「NextStage」をしっかりやっておけば基礎(TOEIC600点レベル)は大丈夫だと思うので、
この段階で公式問題集を購入して、本試験問題に慣れていくのも良いと思います。
解き終わったら自己採点をして、どこが自分の苦手分野なのか、目標の点数に到達するためにはどこに力を入れれば良いかということをしっかり考察するようにします。
そしてそのあとは点数別の対策を行っていけば、300点前後からのスタートでもそこに到達することができるはずです。
以前、点数別の対策方法をそれぞれ記事にまとめているので、下記もご覧頂ければと思います。
まとめ
今回はTOEICのスコアが低い場合の勉強法や伸び代について取り上げてきました。
初めのスコアが例え低かったとしても、コツコツと学習を行えばスコアは跳ね上がるものです。
認識すべきことは、停滞している状況がいつまでも続くわけではなく、そういった状況を努力次第で好転させられるということです。
自分を信じて学習に取り組んでいきましょう。
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